10/15に開催したオンライン公開講座のテーマは「看護コーチング入門<質問>〜看護コーチは答えを持たずに問いを持つ〜」でした。

4/26 COVID-19 情報交換会をオンラインで行いました。

書籍の紹介です。
「看護師という生き方」
宮子あずさ著
ちくまプリマー新書
ご存知の通り、看護師は職業の一つですが、この本では「看護師っぽい」という表現で、一つの人間の生き方だと紹介されています。
本の冒頭を抜粋すると、
「看護師という仕事は、働く人の人間性に強く働きかけ、特有の人生を生きることになります。平たく言えば、看護師として働き続けていくにつれて、看護師はみな看護師っぽくなって行きます。これには例外はありません。なぜなら、人間の元からの形が変わるくらい、練られてしまう仕事だからです。」
とあります。
看護師の日常は健康な人の非日常であり、刺激の強い取扱注意な出来事ばかり。これに対処しているうちに、その人なりの看護師っぽさが育つのだと、著者の宮子あずささんは言っています。
その宮子さんが看護師人生の中で体験した物語やご教訓が、看護師の視点から面白おかしく二十四の事例といっしょに記されています。
例えば、看護師っぽいものの見え方。
1.場違いであればあるほど、目が吸い寄せられる。
2.そんな自分を自覚し、ものすごく滑稽に感じる。
3.にもかかわらず、その場の行動には何ら影響がない。
これを発見するに至った事例は、著書を読んでいただきたいと思います。思わず吹き出してしまうような体験、でも、看護師なら誰でも似たような経験があります。
だから、親近感が湧くし、自分の経験もこんな風に紹介すると誰かの役にたつかもしれないというように、自己肯定感を高めることにつながるかもしれません。
まぁ、前述したように、看護師の日常は刺激の強い取扱注意な出来事ばかりな上、昨今はどこも人手不足で職場の雰囲気がギスギスしてる。
多少のストレス耐久性のある人でも、精神的肉体的疲労から自信喪失、働く意欲喪失に至ってしまっていますが、この本を読むと、笑いと共に内側から回復するエネルギーが湧いてきます。
もう看護師辞めようかなぁ。。。と思っている方にお勧めの本です。
追伸:
12/15(日)に杜の都仙台で、この本の著者の宮子あずささんをお招きして、「宮子あずささん 講演会 & 研修会 in 仙台」を開催しますので、エネルギーを充電したい方はぜひご参加ください。
お申し込みフォームはこちら↓↓↓
http://www.nursecoach.or.jp/modules/mailform/index.php?controller=form&id=6
※.開催日に「12月15日」、開催場所に「仙台」と記してください。
日本看護コーチ協会が昨年から提供している「NCT-f(看護コーチトレーニング@ファシリテーション)」について紹介します。






看護師という生き方
12/9(日)に市ヶ谷で「看護師という生き方」について、宮子あずささんの講演とパネルディスカッションを交えたイベントを開催しました。
「看護師」は職業形態の一つではなく、一人の人間の生き方であることがよくわかりました。
だから、看護師には苦しみに耐えることやぶつかり合うことや苦しくて逃げ出したくなることがあるのだと。
看護師の身の回りに起きる全てのことは、その人が生きていること、もしくは、その人が生きてきたことの証しだということ。
宮子さんの体験から、看護師を続ける力になったことは、
1.考えること
2.上司からのねぎらい
3.働き続ける覚悟
4.良心的に働く工夫
だそうです。
自分を省みると「無いことばかりだ!」とナースは思いがちのようです。
でも、よーく考えてみるとできていることがあるはずなので、そのできていることに注目してみましょう。それがコーチの視点です。
それで、そのできていることを上司がねぎらってくれないときは、自分でねぎらってください。自己受容ですね。
そして、働き続ける覚悟を決めて、良心的に働く工夫をすれば、きっと活路が開けると思いますよ!
宮子さんのお話は、コーチングに通じているところが多いと思いました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
去る10/28(日)、仙台でNCT第5期Day5が行われました。
前回の振り返りでは、5期生が職場で実践してきた承認体験に感動しました
承認を学ぶ上で知っておくと幅が広がる人を責めてしまうメカニズムについて、心のカーテンを閉じると…開くと…、自分の体験をもとに目からウロコが落ちた人もいたようです。
ありのままを伝えるフィードバック、IメッセージとYou メッセージの使い方をマスターして、すぐに使い始めている姿に飲み込みの早さを感じました。
コーチが背中を押すことも。一歩踏み出せない人に対して、その人の可能性を信じて「~してください」とリクエストをしてみることを学びました。
そして、コーチングセッション。
あんなにしどろもどろだったコーチングセッションが、回を重ねるごとに上達して行く。影で練習をしているのがよくわかりました。
その様子を簡単な動画にまとめたので、ご覧ください
9月23日(日)金木犀の香り漂う秋晴れの仙台で、看護コートトレーニング(NCT)5期仙台Day4が開催されました。
6月に始まった5期も残すところ2回となりましたが、5期生5名と卒業生で毎回熱く本音で語れるトレーニングの場です。これまで、北は秋田から南は佐賀まで、様々な地域の看護師さんにご参加いただいているNCTです。
今回は、つながる力ということで、コーチングスキルだけではなく、いくつかのワークを体感して、みんなの語る言葉からも様々な気付きが得られた時間でした。私は、承認されることで、勇気をもらい、一歩前に進む力を得ることができました。
後半は、今まで学び得たコーチングスキルの実践で、コーチングセッションの練習の繰り返しでしたが、コーチと卒業生が受講生と次々にセッションをする場は、緊張感がありながらも温かい空気に包まれた時間でした。
終了時間のころには、目には力強さが増し、対話への前向きな態度に満ち溢れていました。
コーチングスキルを体得するだけではなく、看護コーチとしての在り方を考え、行動に移していくことで6か月間を通して自己基盤も整っていきます。
この場での学びを実践し、それぞれの看護の現場で感じたことを報告してくれることもこのトレーニングの醍醐味です。
次回は10月28日(日)、また皆さんに会えることが楽しみです。
来週は、新宿でNCT6期が開催されます。
本日(5/20)、快晴の下、上大岡ウィリング横浜にて公開講座を開催しました。
”答えはその人の中にある”という前提に立つと、必然的にその答えを表に出すきっかけが必要になります。そのきっかけが「質問」「問いかけ」です。
公開講座では、アドバイス中心の対話とコーチングの対話を目の前で実践して、違いを参加者の視点で比較してもらいました。
実際に目の前で実践し、体感してもらうことで、その違いを感覚でキャッチしてもらい、自分のコミュニケーションに活かすことを考えてもらえたようです。
参加者の方からは、
「一言変えるだけでも、相手にできる支援が変わる」
「その奥深さを実感することができた」
「自分の思考のクセやコミュケーションのクセが良くわかった」
「セッションで改めて看護が好きなことや大切にしていることがわかった」
などの感想をいただき、改めて看護とコーチングの相性が良い、看護の中にコーチングが活きることを実感しました。
これからも、臨床で働く看護師のために、コーチングを学ぶ場をたくさんたくさん創って行きたいと思いますので、ぜひ学びに来てください。
季節外れの3月の雪が降った3月21日に埼玉県では初の日本看護コーチ協会の公開講座「コーチ型リーダーシップ」が開催されました。




NCT卒業生の片山祥恵です。
前後しますが、2月25日(日)NCT第4期Day2が横浜で行われました。
前回の振り返りからスタートします。
みなさん一か月で多くの体験をされていました。
それを言葉にする。そこから気づきが生まれます。
今回は呼吸を意識しながら、傾聴について一日学びを深めました。
傾聴ができればコーチングの9割ができています。
普段、意識することなく行っている呼吸。
それを意識しながら、相手の話を聴く。
忘れてもすぐに呼吸に戻って相手の話を聴く。
そして感じたことを伝える。
そして気づく。 難しいと。
気づいたら行動に変えていく。
気づくことで今まで意識していなかったことに意識が向く。
何を感じているか。
次回、振り返りでみなさんがどんな経験を話してくれるのか。
とても楽しみです。
3月18日、日曜日






2月18日(日)雪の仙台で看護コーチトレーニング(NCT)第3期Day5が行われました。
10月から始まったNCTも早いもので5回目、これまでのトレーニングの積み重ねで、多くの変化が見えてきました。初めのころのうつむき加減な表情も消え、まっすぐ前を向き、自分の未来について語る表情はキラキラと輝いています。私も、受講したころを思い出し、時々胸が熱くなるのを感じながらの参加でした。
毎回、前回の学びを実践したことを発表し、その中から新たな気付きを得ます。この共有が次の学びのステップにもなります。
また、今まで学び、身に着けたスキルも使い込むことで、対話に磨きがかかります。実践トレーニングを行うことでそれを患者さんにどう使おうか、どのようなコミュニケーションが取れるのか、それぞれが考え持ち帰り現場で実践できます。
コーチングセッションも、参加してくれたNCT卒業生も一緒に何度もトレーニングを繰り返します。この中で、仲間としての絆も強くなります。助け合い、助けられて成長する姿は、かけがえのない財産です。
次回3月は、最終回です。
きっと、素敵な看護コーチが誕生します。
NCT第4期も並行して横浜で開催中です。次回、NCT5期は、再び仙台で開催予定です。
日本看護コーチ協会では、看護師のためのNCT(看護コーチトレーニング)の他に、看護師をはじめ医療従事者向けの公開講座も開催しています。
3月は、2つの講座が準備されています。4月の新年度に向けて一緒に学んでみませんか。
日 時:3月21日(水・祝) AM 10:00〜PM16:00
場 所:埼玉(川口総合文化センター・リリア)
参加費:会員7,000円、非会員12,000円(税込)当日払い
※当日会員申込み頂いた方も会員価格となります。
お申し込みはこちらから↓↓↓
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000036
コーチ型看護面談 〜臨床で働く人の行動を変える対話とは〜
日 時:3月31日(土) PM 13:00〜PM16:30
場 所:ウィリング横浜 (上大岡)
参加費:会員5,000円、非会員8,000円(税込)当日払い
※当日会員申込み頂いた方も会員価格となります。
お申し込みはこちらから↓↓↓
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000038
1月31日(水)「コーチ型リーダーシップ」、2月17日(土)「看護コーチング入門(傾聴)」と仙台で2つの公開講座が開催されました。
1月31日(水)の「コーチ型リーダーシップ」は、現在リーダーで頑張っているナースだけではなく、悩みながら管理業務をしている看護師、これからリーダーを拝命する予定の看護師、リーダーを身近でサポートしている看護師などが参加しました。
リーダーとしての在り方や、望むリーダー像について多くの対話を重ね、ワークにも参加し、参加者それぞれが自身の中に在るべきリーダーを探し始めました。あっという間の6時間はとても良い雰囲気でした。
この「コーチ型リーダーシップ」の公開講座は次回、3月21日(水)埼玉で開催されます。
日 時:3月21日(祝) AM 10:00〜PM16:00
場 所:埼玉(川口総合文化センター・リリア)
参加費:会員7,000円、非会員12,000円(税込)当日払い
※当日会員申込み頂いた方も会員価格となります。
お申し込みはこちらから↓↓↓
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000036
2月17日(土)は、「看護コーチング入門(傾聴)」でした。
岩手、宮城、福島それぞれから、もっと患者さんの話を聴けるようになりたいという看護師や医療従事者が集まりました。
「看護でコーチングを活かすってどんなこと?」というコーチングとは?を知ることから始まりました。そして、いつもの聞き方、心から聴くってどんなこと?など体感ワークやそれぞれの対話から学び、今日からの業務に活かしていることと思います。
傾聴を改めて考えるいい機会になりました。
日常業務に活かせる「コーチ型看護面談」の公開講座は次回、3月31日(土)横浜で開催されます。
コーチ型看護面談 〜臨床で働く人の行動を変える対話とは〜
日 時:3月31日(土) PM 13:00〜PM16:30
場 所:ウィリング横浜 (上大岡)
参加費:会員5,000円、非会員8,000円(税込)当日払い
※当日会員申込み頂いた方も会員価格となります。
お申し込みはこちらから↓↓↓
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000038
大寒波と大雪の前日1月21日(日)、仙台で看護コーチトレーニング(NCT)第3期Day4が行われました。
今回も卒業生が神奈川から仙台へ初参加で、様々な振り返りとともに、3期生とも交流を深めました。
NCTの素敵なところは、卒業生も気軽に参加してくれて安心安全な場で対話ができることです。
回を重ねるごとに、自分の感じていることや、学んだことを職場で実践してみたことなど、自由に活発に話せる雰囲気が広がっています。
NCTでは、コーチングスキルを学ぶだけではない、参加する人から得られるものを大切にし、自分の気付きにつなげていくことができます。その時に自分で感じていることに気付き、表現することを繰り返すことで、今あるがままの自分をオープンに表出することができるのです。
今回も終了時には、参加者の目に温かさと力強さがみなぎっていました。
次回また、実践報告が楽しみです。そして、対話がどんどん深まっています。あっという間に残り2回です。
日本看護コーチ協会では、看護師のためのNCT(看護コーチトレーニング)の他に、看護師をはじめ医療従事者向けの公開講座も開催しています。少人数制で対話重視の公開講座は、「コーチングって何だろう?」という入門編から開催しています。一緒に医療現場で活かせるコーチングを学んでみませんか?
2月17日(土) 看護コーチング入門(傾聴) 仙台
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000035
3月21日(水) コーチ型リーダーシップ 埼玉
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000036
3月31日(土)コーチ型看護面談 横浜
http://www.nursecoach.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000000038
NCT5期(仙台)は5月開始予定です。
まもなく申し込み開始




職場の人間関係を整える 〜「心のカーテン理論」から学ぶ〜
日 時:2月4日(日) PM 13:00〜PM16:30
場 所:ウィリング横浜
参加費:会員5,000円、非会員8,000円(税込)当日払い
日 時:3月21日(祝) AM 10:00〜PM16:00
場 所:埼玉(川口総合文化センター・リリア)
参加費:会員7,000円、非会員12,000円(税込)当日払い
※当日会員申込み頂いた方も会員価格となります。
コーチングスキルをもっと臨床の場で看護の場で活かしたいという看護師のための、看護コーチトレーニング(NCT)も第3期が仙台で開催中です。