私たちは、看護の道を歩む中で、看護の基盤をより強化するためにコーチングを学びました。
学んでいくうちに、たくさんの力が身についていくのが分かりました。 感情に振り回されない力、思いやりや優しさを持ち続けられる力、人を応援する力、感覚に敏感になる力、人の可能性を引き出す力、仲間を信じる力、自分自身を信じる力・・・。 どれも看護に必要な力です。 そして、「看護にコーチングを!」という私たちの思いが結実し2014年12月、一般社団法人日本看護コーチ協会を設立しました。 日本看護コーチ協会は、「人の持てる力に働きかけることで、健康な社会の創造に貢献すること」を理念として掲げています。 ナイチンゲールは、 「健康とは、良い状態を指すだけでなく、我々が持てる力を十分に活用できている状態を指す。」 (ナイチンゲール著作集・第2巻 P128)としています。 つまり、ナイチンゲールは患者に対してその持てる力に働きかけ、その力を引き出し、十分に活用できるようになることが看護であると考えました。 日本看護コーチ協会はその考え方に強く共感し、人の持てる力=人の可能性を信じて働きかけ、一人ひとりがその人らしさを十分に発揮できる健康な社会の創造に貢献していきます。
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一人ひとりの可能性が開花し、組織が持続的な成長を遂げていくためのコーチ型コミュニケーションを実践していくに当たり、日本看護コーチ協会はマインドフルなコミュニケーションを大切にしています。
マインドフルなコミュニケーションは以下の4つから構成されます。
今ここで、自分の内側で起きていることに価値判断を加えず、あるがままの姿に気づいて、相手に対してそして自分に対して思いやりの気持ちを持ってアクセスできるようになります。
単にスキルとしてのコミュニケーションを身につけるだけでなく、健康に持てる力を発揮できる看護師をサポートしていくためには、その人の基盤となるあり方から整えていくことが大切であると私たちは考えています。
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